資金難で完成の目処立たず。

安徽省はこのほど、現在進めている鉄道インフラ整備プロジェクトにおいて、海外に向け積極的に投資を呼びかけていくとする方針を明らかにした。第一財経日報が伝えた。同省商務庁によると、同省が現在進めている鉄道プロジェクトは、全長約257キロメートルの江蘇省南京〜安徽省安慶間と、合肥〜蚌埠を結ぶ鉄路の2件。投資総額はそれぞれ167 億元、109 億元となっている。ただ同プロジェクトの資金集めを担当する安徽省投資集団基礎設施投資部は、国内の鉄道関連政策が複雑なことや、海外の投資家が慎重な態度をみせていることなどから「資金集めは困難な状態にある」とも明らかにしている。南京〜安慶間のプロジェクトは既に1期工事を開始しており、2011年の運営開始を目指す。(5/24NNA)

合肥〜安慶間は「合九鉄路」として開通済なのであるが、南京〜合肥間は資金難のために未着手だったということか。銅陵〜池州間で新線工事をする金はあるというのに、謎だ。