青年館陥落(東京特別公演中止)

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/215/program.html

宙組東京特別公演『ヴァレンチノ』は、会場である日本青年館大ホールが「東北地方太平洋沖地震」の被災に伴い、舞台と客席の復旧工事が必要となり、誠に遺憾ながら公演を中止させて頂くこととなりました。ご観劇を楽しみにされておられましたお客様には、ご迷惑をお掛けしますことをお詫び申し上げます。座席料金の払い戻しにつきましてはこちらをご覧下さい。

ということで、1箇月の修復期間が必要となり「ウホッ!いい男」の代表格たる「ヴァレンチノ」は休演の憂き目に。幸い、其の次の「ガチホモ伝説」ニジンスキーは予定通り公演予定だが、この微妙な時期に観に行ける余裕が無い。

減量改正に「整流子」が追い打ちをかける。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110323/190537/

JR西日本は2011年3月23日、電車の運転に不可欠な保守部品である直流モータ用ブラシの調達が難しくなったとして、列車の運行両数の削減を検討していると発表した(ニュースリリース)。直流モータ用ブラシは日立化成工業製で、素材を茨城県日立市、最終製品を福島県浪江町で製造しているもの。JR西日本の在来線電車4700両中、直流モータを使用している車両2300両に影響が出るという。ブラシは、ロータに付いている整流子に接触しながら電流を供給する部品。

関東圏〜中部圏はVVVFインバーターによる交流電動機駆動が完全に主流となったが、西日本地域ではそれは決して主流ではない。もともとJR西日本は今月に画期的な減量ダイヤ改正を実施していたのだが、更にそれを強化する形での「部品不足」。そんなに在庫持ってないのかよというツッコミはなしでw
(日経の記事にはないが)これに早速同調しているのが、近鉄という「減量ダイヤ」を志向しているところに注目。西日本地域では、これから「保守部品」不足を名目としたダイヤ減量の時代が更にやってくると予想してみる。

「菅堕ち」が吹いて、枝野が火を消す。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110323-OYT1T00096.htm
出荷制限の指示を首相自ら出して、火をつけるようなことをしてどうするのかと思ったら、今度は「水」の問題で都内からは一斉にミネラルウォーターが姿を消してしまったことから、枝野官房長官がそのケツ拭きに追われる始末。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110323-OYT1T00801.htm

枝野官房長官は23日午後5時すぎに記者会見し、東京都内に水道水を供給する浄水場から乳児が飲む規制値の2倍を超える放射性ヨウ素が検出されたことについて、「東京電力福島第一原発から放射性物質が大気中に出ていることは間違いなく、雨も降ったため色々なルートで影響を与えることはありえる」と述べた。そのうえで、「乳幼児には摂取を控えることが望ましい数値だが、大人や子どもが使う分には全く問題ない。生活用水としても問題はない」と強調した。
枝野氏は、乳児を持つ家庭への具体策を東京都と協議していることを明らかにした上で、「必要な分を超えて水を買い求めることは自粛して頂くとありがたい」と述べた。(2011年3月23日17時30分読売新聞)

こういうときに頼りにならない「菅堕ち」であるが、野党党首に「原発担当大臣」というケツ拭きポストを与えようとして、自らは「原子力に強い」と自認してどこぞに飛び回っているとかいないとか。こういう記事を読むと「ちゃっちゃとと死ね」と言いたいのだが、公人・公僕を罵倒する権利は我々には与えられているので(刑法第230条の2 第3項)、みんな安心して書くといいよw
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110323-OYT1T00910.htm

磐越西線経由で「郡山(貨)」ルートの復活。

中川秀直事務所の(隠れ鉄)秘書経由で。
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10839223760.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110323/t10014859661000.html

新潟と福島県郡山をつなぐ線路の復旧の見通しが立ち、深刻な燃料不足に陥っている福島県に向けて、25日から燃料を積んだ貨物列車の運行が始まることになりました。
今回の地震で、JR東北線と各地の港が大きな被害を受けたため、福島県では、タンクローリー以外に燃料を運ぶ手段がなくなり、ガソリンや軽油の不足が深刻になっています。港や東北線の復旧のめどは立っていませんが、新潟県から福島県の郡山に至るJRの磐越西線が今月26日に復旧する見通しが立ち、このルートを使って郡山の燃料タンクにガソリンや軽油を届けることができるようになりました。貨物列車は、25日に横浜を出発し、26日の土曜日の朝にはタンクローリー30台分に当たる600キロリットルの燃料が郡山に到着して、被災地に届けられる見通しです。石油連盟によりますと、貨物列車が長距離の輸送を担うことで、タンクローリーは郡山から避難所やガソリンスタンドに燃料を届ける仕事に専念できるようになり、末端への輸送が滞っている事態も大きく改善する見通しだということです。燃料を積んだ貨物列車は、日本海側を大回りするルートを使って、岩手県の盛岡に向けても毎日、運行されています。

タキ38000大活躍。36t積という中途半端な積載量ではあるが、今やガソリンタンク車では軸重制限を受けない唯一の形式となってしまったので、手持ちの車輌を掻き集めて運用に入ることとなる。浮島町の洗浄施設*1もフル稼働か。ここは近年「浮島町」→「半田埠頭」逝きという「墓場」直行ルートの一端を担っていたが、今やその存在が不沈を握る存在となろうとは。

*1:日本石油輸送メンテナンスセンター。

物資調達戦線は峠を越したが。

先週よりの物資調達戦線は21日より峠を越し、昨日は米5kgを帰途に調達し、本日は家人が大豆1kgを調達せり。すでに乳製品・卵(ならびに代替品)は確保し、生鮮食料品(青果・魚類)も問題なく出回っているので、今のところは大きな問題は生じていないのだが、本日発生した「水」問題(後述)により(決して今でも満足行くレベルではないが)水補給にまた困難を来す可能性あり。ただし、神奈川丹沢水系と、東京利根川水系とは取水ルートが別であり、焦る必要性は本来ないはずだし、今更慌ててどうなるものでもない。