磐越西線経由で「郡山(貨)」ルートの復活。

中川秀直事務所の(隠れ鉄)秘書経由で。
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10839223760.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110323/t10014859661000.html

新潟と福島県郡山をつなぐ線路の復旧の見通しが立ち、深刻な燃料不足に陥っている福島県に向けて、25日から燃料を積んだ貨物列車の運行が始まることになりました。
今回の地震で、JR東北線と各地の港が大きな被害を受けたため、福島県では、タンクローリー以外に燃料を運ぶ手段がなくなり、ガソリンや軽油の不足が深刻になっています。港や東北線の復旧のめどは立っていませんが、新潟県から福島県の郡山に至るJRの磐越西線が今月26日に復旧する見通しが立ち、このルートを使って郡山の燃料タンクにガソリンや軽油を届けることができるようになりました。貨物列車は、25日に横浜を出発し、26日の土曜日の朝にはタンクローリー30台分に当たる600キロリットルの燃料が郡山に到着して、被災地に届けられる見通しです。石油連盟によりますと、貨物列車が長距離の輸送を担うことで、タンクローリーは郡山から避難所やガソリンスタンドに燃料を届ける仕事に専念できるようになり、末端への輸送が滞っている事態も大きく改善する見通しだということです。燃料を積んだ貨物列車は、日本海側を大回りするルートを使って、岩手県の盛岡に向けても毎日、運行されています。

タキ38000大活躍。36t積という中途半端な積載量ではあるが、今やガソリンタンク車では軸重制限を受けない唯一の形式となってしまったので、手持ちの車輌を掻き集めて運用に入ることとなる。浮島町の洗浄施設*1もフル稼働か。ここは近年「浮島町」→「半田埠頭」逝きという「墓場」直行ルートの一端を担っていたが、今やその存在が不沈を握る存在となろうとは。

*1:日本石油輸送メンテナンスセンター。