小湊鉄道の駅舎類が指定文化財に (官報公告)


『官報』2017.05.02号外第95号 p.2より。答申はすでに昨年11月になされており、これで完全に指定文化財確定。まさか公告当日に掘るとは思わなかったが、これでうかつに解体改築できないはず。ただし小湊鉄道の駅舎類が指定文化財に指定された件は解釈の仕方次第ではちがう意味を孕んでくる。
同社の財務諸表を見ると長短借入金の割合が大きい、また総資産に占める土地の割合が大きいことなどを考え合わせると、いくら営業C/Fが黒字であってもというところなのだが、ある意味これ自体が「牽制球」なのかと思わないでもない。ちなみに同社は有報提出会社だが、2016年3月期以後の有報が未提出のままになっていることはたぶん誰も指摘していない...