さてどこぞに入会しますかな

こんなまとめを起こしてしまったら、@bokukoui墨東公安委員会さんより望外な推奨をいただいてしまった。もともとは大連甘井子埠頭の電機をきっかけに、満鉄技師桑原利英氏の来歴調査を行っており、その末に「柏原兵太郎文書」まで辿りついた経緯があるのだが、これはその後羅津港関連で手詰まり気味となっていて暫停状態にあった(今まで調べた内容はこちらにある「論叢3」にまとめてます)。
問題は手がける範囲が広すぎるのと、年会費を捻出する余力すらないという金欠ぶりにあって、学会所属という手法は全く考えていなかった。もっとも、わたしの調査範囲は学際の隙間を縫う誰も手がけていない領域ばかりなので、そこが課題ではあった。最初は鉄道史学会も考えたが、それよりは交通史学会のほうが敷居は低そうだし会費は意外に高くない。また、分野が広すぎるきらいがあるが、牽強付会ができそうにも思えた。例えば、大阪商船、日満観光社と松竹楽劇部とひっつなげて満洲公演を書くとか(日満観光社の歴史を調べるのは誰もできてない)、異常に裾野が広いのを悪用して「事例研究:大井川鐵道債務超過解消のための逆さ合併」「寿都鉄道の国鉄連絡運賃の長期繰り延べ」「磐梯急行電鉄の(以下略)」「銚子電気鉄道の(以下略)」とか、こんなものを査読させられる研究者の (以下略