大連港初代「カーダンパー」解体時期


[『満州日報』1934.05.15]
大連港といえば石炭荷役用の「カーダンパー」があることで有名だった。初代カーダンパーは露西亜町埠頭にあり、二代目が甘井子石炭埠頭のものでこちらは近年まで現役であった*1。たまたま満州日報をめくっていたら、当該記事を発見したので備忘録として記載。初代はわずか5年ほどしか使用されなかったらしい。もっとも狭隘な場所でどれほど効率が上がったかは疑問で、そういう意味ではハンプヤードと組み合わせた甘井子埠頭のほうが長持ちしたのも納得いく。

*1:2009年/2010年に実地訪問しているので