さらに勢いをつけてもう一丁。

結局、参考文献を並べる作業をもう少しやってみることにしたが、これは意外にも早く片付いた。それもそのはず、鉄道系の歴史調査は実地調査が主で、それ以外の資料補強は従となるのだから、参考書籍の取捨選択は比較的容易である。あとはそれに官報決算公告を並べていき、まとめとなる文章を勢いで書いていけばそれなりに片付くという論法。
問題は、歴史調査・紹介が主となる題材で、これは関連書籍をデジタルライブラリー (NDL/アジ歴)や先行論文などからかき集めて年表を作成し、それに現地訪問記を埋めていくという面倒な手法を取らなければならない。そういう手法を取るための必然性をどう文章に盛り込むかがなかなか面倒である。もっともこんなことは年度末になってある程度業務に目処が立ったからできるわけで、なにしろこの3ヶ月ほどは仕事と家庭を両立させるのが精一杯だったからその反動が一気に向かっている面もある。