走り書きの一端(使えない)

満州国と日中貿易」
端的にいえば、高崎達之助と寥承志のLT貿易につながるのだが、それ以外にも友好商社など日中貿易関係者に満州時代からかかわってきた人間がいないかということで、東亞同文学院出身者が商社に流れたのは有名ではある。ただし、これも新味には乏しいので、むしろ自分が取り組んでいるアプローチのほうが正解かもしれない。様々な数値・根拠資料を組み合わせて検証を行うのがわたしの得意分野であり、この見立てに大きなブレはない(と考えている)。また、軽薄な「ノンフィクション」にする意味はない。せいぜい職位を辿って来歴を明らかにする程度はやってみるが、これをやるなら「戦後日中(鉄鋼・鉄道車輌部品)貿易史」にしたほうが面白い。