本日の査収案件。

「鉄道史学」第21号(2003/7) 鉄道史学会(日本経済評論社)

先日査収した「図説晩清鉄路」シリーズを補足する意味で、また同学会の研究動向を確認する意味で購入。学会のテーマが自分の研究内容より先を逝っているか、あるいは自分の取り組みようが異質で誰もついてこられなくなっているか、そういう点で興味もあったのだが、なにぶん趣味者の分際があんなブツ(「論叢」類のかきもの)を送付しても査読段階で「ボツ」とか言われそうな硬質な内容で若干恐懼している。
書泉グランデでは最近海外鉄道コーナー(特に東南アジア方面)が充実しつつあるのだが(「図説晩清鉄路」シリーズがセットで置いていたのにはびっくりした)、今日は総頁数600を超えるタイ鉄道旅行記を見て絶句。よくあれだけのものを書いたなと思うし、印刷コストを考えたらとてもじゃないが頒価(\2,500)で原価割れしそうなように思えてならん。