本日の査収案件。

「ПАРОВОЗЫ - Russian and Sovier Steam Locomotives」*1という書籍を査収。三分冊の1巻目で、「E」「S」「P36」クラスの蒸機を紹介(全文英文)。1990年代まで0-10-0クラスの蒸機がチャーターで運用されていたようで、冷戦下の貴重な写真が大量に収められている。さらに英国鉄なので機番リストもばっちり。これが12.5GBPで売っているというのだから向こうの世界は侮れない。

あとは「中国研究」1984年5月号。なぜか「現代北朝鮮事情」があったのと、在庫処分品で安かったので買ってみた。「中国の死刑判決・執行の実例」の中に朱徳の孫が含まれていたとは(それも婦女暴行などの犯罪で)。

資金面から断念したが、それ以外に見かけた書籍としては「鉄道知識 2011年4/5号」(中国内燃機の歴史)、「Railway Disaster in the World」(1994年刊)。特に後者は鉄道書籍の中でも奇書に属する部類なのだが、「Korea」の項目がなかったのと、刊行時期の問題なのだが「福知山線」と「温州列車衝突事故」がないので画竜点睛を欠く。

*1:「Parovozy」は「蒸機」の意味。「parovoz.com」の由来がわかった。