「泥鰌頭」の連中に告ぐ。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120101/imp12010108040001-n1.htm

昨年は春には東日本大震災が起こり、夏から秋にかけては各地で大雨による災害が起こり、多くの人命が失われ、実に痛ましいことでした。また、原発事故によってもたらされた放射能汚染のために、これまで生活していた地域から離れて暮さなければならない人々の無念の気持ちも深く察せられます。昨年は誠に心の重い年でした。そのような状況の中で、皆が互いに助け合い、また多くの人々が被災者の支援に力を尽くしていることを心強く思っています。
今年は、復興に向けて様々な計画を立て、将来への指針を選択していく年であるとともに、がれきの処理を始めとする多くの困難な業務に取り組まなければならない年になると予想されます。人々の英知が結集されるよう、また業務に携わる人々の作業が安全に行われるよう、願ってやみません。
日本は大震災の影響等により現在厳しい状況にありますが、皆が被災者に心を寄せつつ、力を合わせ、明日の社会を築くために忍耐強く力を尽くしていくことを期待しています。この年の我が国及び世界の人々の安寧と幸せを祈ります。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120101/imp12010108050002-n1.htm

草むらに白き十字の花咲きて罪なく人の死にし春逝(ゆ)く

新年から景気の悪い話ではあるのだが、ふと天皇陛下の新年御挨拶(下記に記す意図のもとに全文引用)と皇后陛下御製(一首のみ引用)を読んでこれだけは書いておこうと思った。
「復興に向けて様々な計画を立て、将来への指針を選択していく年」は、昨年のうちには計画も指針もクソもなかったことを指摘しており、「人々の英知が結集」は誰も彼もが都合の良い事ばかり抜かして国民不在の増税論だとかが勝手に醸成されたことを指摘していると考えた。また御製の「罪なく人の死にし春逝く」という文章を読んで、無辜の市民が死屍累々の中、そういう連中が平然と生きていることに対する不条理を思った。こういう毒舌を吐くことが天皇皇后両陛下の意図にそぐわないことは承知の上だが、敢えて引用した上でここに書く。
【永田町と霞が関と本石町へ告ぐ】
グダグダ抜かさずに復興しろ。できなかったら二重橋前切腹する権利程度は呉れてやる。