「妊婦に腹蹴り」=「執行猶予なし」。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111221/crm11122118160012-n1.htm

2011.12.21 18:16 [刑事裁判]
車を追い越されて腹を立て、運転していた妊娠中の20代女性の腹を蹴って軽傷を負わせたとして、傷害と強要の罪に問われた無職の田村智被告(44)=札幌市清田区=に札幌地裁は21日、懲役10月(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。判決理由で、熊代雅音裁判官は「暴行は激しく、妊婦にあまりにもひどい仕打ち。女性は胎児のことを思い大きな恐怖を抱いた」と述べた。判決によると、田村被告は7月11日夜、札幌市白石区の路上で、自分の車を追い越した女性に車を降りるよう求めて土下座させた上、腹を蹴ったり頭を踏み付けたりして軽傷を負わせた。道警によると、おなかの子供は無事だった。

執行猶予がついていない事実に注目。
つまり、妊婦に対する暴力行為は一般的な暴力行為よりも重篤と見做されるという司法判断が下されたという意味で、軽く流すべきではない内容である(まあ「妊婦硬座無座放置プレー」は日常的に繰り広げられているわけだが)。しかし、産經新聞はどうしてこういう事件に異様に筆を割くのだろうか。