「写真」の差と「文章」の差。

中国「蒸機」撮影紀行 1990-2011: 「火車」をもとめて20年

中国「蒸機」撮影紀行 1990-2011: 「火車」をもとめて20年

自分も過去に蒸機を撮ってきたが、「写真」にこだわりがちだったために、相手の目を留める「表現」すらできてないということに最近気がついた。*1 本書にある作品は、その「表現」とそこに至るまでの道程、また撮影行における生の現地事情が満遍なく記載されており、読み応えがある。なぜこの「作品」を選択したかを考えるだけでも楽しい。

*1:むしろ自分の適性は「写真」ではなく「記録」と「分析」にあろう。