「研究活動方針」策定。

「鉄」活動のうち「実地活動」は本年内を目処に暫停とし、「研究調査」に重点を置く予定。本年の研究調査は、様々な資料を収集することに気を取られており、的を絞り込めていなかったのだが、論考を行うに足る資料収集と、また論叢構成が明確になったこともあり、以下の項目を中心に活動を行う。

(1)「論叢」の作成・編纂
(2) 同上作成のための資料抜粋(写真・図表)
(3) 同上作成のための現地調査

このうち、全体構成の絞り込み(5項目)、ならびに必要とされる資料の整理はほぼ完了しており、あとは「論叢」の方向性について若干検討の余地がある。過去に書き溜めた文章(あるいは没原稿)を大幅に加筆改題する予定。画像枚数はある程度確保できており、残るは現地調査と統計資料のみ。どの水準までまとめ上げるかという問題はあるが、内容が内容だけに雑誌で取り上げられるようなものではないので、なおのこと他人の目に耐えられるような文体に磨き上げねばならない。
実は、そのための試金石として、まったく別の案件について取り組んでいたが(具体的な内容は敢えて秘す)、その構成がだいぶ見えてきたこともあり、この際ここに方針を宣言しておこうと考えた。「越えられない壁」を超えるために。