劇団収支分析のための備忘録。

(調査対象劇団の具体的な類推を許可する)
http://manabi.retronote.com/?eid=1044308
http://manabi.retronote.com/?eid=1044309
http://manabi.retronote.com/?eid=1044310
このエントリは前に見て気になっていたので、今回を機に取り上げる。要は「ノルマ」打ってまで公演を維持すべきかどうなのかという話で、上記劇団は敢えてそれをせずに年一度の公演としている。それもひとつの見識。
http://fringe.jp/knowledge/k032_1.html
http://fringe.jp/knowledge/k032_2.html
http://fringe.jp/knowledge/k032_3.html
http://fringe.jp/knowledge/k032_4.html
http://fringe.jp/knowledge/k032_5.html
こちらは、芸術文化振興基金などの助成金についての話。2009年度、2010年度の助成実績を調べてみたが、いわゆる中堅どころの実績のあるところが多くて、動員力の少ない小劇団が申請して通るのかどうか疑問。
http://www.ntj.jac.go.jp/kikin/joho/index.html
例の劇団は上がっていない(助成金の実績があれば、ググれば出る)。
劇団所在地ならびに、運営事務局の正式名称は掴んでおり(ただし法人格の存在は不明)、当該住所を基に不動産登記簿と所有者の商業登記簿を当たってみたが、単なる賃借物件(所有者は不動産オーナー)であることしかわからなかった。23区内で賃借物件といえども決して安いものではなく、ではそれをどうやって捻出しているのかが気になった点なのだが、これだけでは雲を掴むような話だ。
http://fringe.jp/terms/production/t003.html
そうなると、一番可能性が高いのは「なんらかの優遇措置がある提携公演」ということになる。劇場費が減免されたり、宣伝面でサポートを受けているかどうかはわからないが、毎年一ヶ月近くにわたり連続公演を打てるというのは、それくらいしか想像がつかない。本件についてはもう少し検討が必要。