これで駅員への「暴力」抑止解除。

西武鉄道の件は論外だが、何しろどこもかしこも箍が緩みきっておる。
駅員を殴れw
(西武)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100511-00000098-mai-soci
(相鉄)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100416k0000e040039000c.html
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20100417ddlk14040211000c.html
JR東海
http://mainichi.jp/select/today/news/20100417k0000e040058000c.html
JR北海道
http://mainichi.jp/select/today/news/20100423k0000e040018000c.html

西武鉄道(埼玉県所沢市)の社員が不正乗車防止システムを解除した磁気定期券を使い運賃の一部を支払っていなかったキセル乗車問題で、同社は11日、不正乗車をしていたのは19人で、支払わなかった運賃は155万810円だったと発表した。キセルはしていなかったもののシステムを解除した磁気定期券を持っていた社員が10人、システム解除に協力した社員も7人おり、同社は計36人を処分する方針。鉄道各社には個人で弁済させるとしている。同社によると、キセルをしていたのは駅係員17人、車掌2人。最長は自動改札機を導入した01年ごろからの9年で、多くは2〜3年続けていた。同社員は、自社線内すべて利用できるパスを持っているが、他社線を利用する社員へは通勤定期代を支給している。3年で最高額の107万円分を不正乗車した社員の場合、自宅最寄り駅と自社線への乗換駅からそれぞれ隣駅までの通勤定期券計2枚を購入。システムを解除して使っていた。
不正乗車防止システムは、自動改札機を通る際、切符や定期券に入出場の情報を記録し、入場記録がないと改札機の扉が閉まる仕組み。同社では、定期券購入時にチェックをするほか、システム解除の記録簿を作るなど、再発防止策を取ることにしている。【平井桂月】


一方、同様の方法で男性車掌(28)=懲戒解雇=がキセル乗車を繰り返していた相模鉄道横浜市)は11日、他にも駅員や運転士ら12人が、不正乗車防止システムを解除した磁気定期券を持っていたと発表した。
同社によると、12人はキセル乗車を否定し「事故などで改札がこんだ時に早く通り抜けるため」と説明しているという。また、解雇された車掌と同期入社の駅員2人が、車掌に頼まれてシステムを解除したことも分かった。同社は処分を検討している。

JR北海道のグループ会社「北海道ジェイ・アール・サービスネット」の社員6人がIC乗車券「Kitaca(キタカ)」で無賃乗車を繰り返していたことが23日分かった。無賃乗車は、昨年2月〜今年1月に計211回行われており、総額は4万2220円。JR北海道によると、サービスネットは駅業務を委託するグループ会社で、6人は札幌市内の4駅に勤務していた20〜60代の男女。通勤時に自宅近くの駅にICカードで入場、勤務駅で改札を通らずに駅事務室に入り、専用端末で入場記録を消していた。6人に通勤手当は支給しているが、いずれも定期券を使用していなかった。昨年末に発覚した都営地下鉄職員がICカードを不正使用した問題を受け、JR北海道が内部調査し発覚した。6人は1月末で諭旨解雇処分となっており、利用客に直接被害がないため、公表はしなかったという。【今井美津子】

JR東海の社員7人が、三重県桑名市の桑名駅に通勤する際、JR西日本のIC乗車券「イコカ」を使い、近鉄線で無賃乗車を繰り返していたことが分かった。無賃乗車の期間は08年8月〜今年2月まで。不正回数は計258回で、不正総額は10万3300円。社員1人あたりの不正回数は、最高108回、最低4回。イコカは、関西地区の私鉄とJR各社を利用できる。桑名駅近鉄とJRの総合駅で、社員7人は、まずイコカで近鉄線に乗り、桑名駅JR東海管内の駅で利用できる業務用パス「職務乗車証」を使ってJRの改札で降りるか、そのまま職場に出向いていた。イコカには乗車の記録が残るが、7人はJRの窓口内にある処理機で記録を消去し、運賃を支払っていなかった。JRが処理機を調査し、不正が発覚した。JR東海は、近鉄に謝罪し、全額を賠償した。7人をすでに社内で処分したとして、不正を公表していなかった。【黒尾透】