零下十度の光景を思い出す。

何しろ手持資金が不足気味なもので、打通作戦の成果を現像できる資金面に余力がない。さらに歯科にまで行って金がないので、泣く泣く週末の別件の医療をあきらめるというくらいの金のなさだ。
というわけで、そういうときに何をするかというと、第53次打通作戦で凍えながら泥炭地層を駆け回った思い出の地、扎賚諾爾のポジ整理である。いやー、やっぱり冬の蒸機はええわー。あそこは無理してポジで撮っただけのことはあった。問題は、焼き増しにまた金を要するということであり、そのあたりの資金繰りがまだついていないのが悲しい。