「担当ができる最低限」に抑えろ。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081120/319673/
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080925/315457/
これは、日本の経営層に言えることなのだが、理由を説明したら「その根拠は何だ」「数字を出せ」と言って問い詰める姿勢が、こういうものを生むのではないのではないかと考えている。十億円の中の一円の誤差を追求するような土壌が、現場担当者をどれだけ疲弊させることか。
「なぜ」を問うのはいい。しかし表面的に(もしくは場当たり的に)「数字がどうのこうの」「結果が出ない」ということを追うのではなく、その根本的な原因を問わずして「吊し上げ」で「なぜ」と問うても、何も出てくるはずがない。
「経営層の要求に応えるのが組織というものだ」それは結構。その高度な要求に耐えられるような担当をいかにして育てるかということまでには、誰も目を向けてくれないのが現状ではないか。