生産性の低い仕事の増加

景気が悪くなると無駄に管理資料の作成要求が増えてくる。特に最近は「見える化」という名の下に単に内訳を細かくした膨大な作業量を要求される資料が増え(更に書くと前任者の仕事に対するええ加減な姿勢が原因。あまりに役に立たないプログラムを何本破棄することか)、その対応に苦慮している。こういうときに鼎の軽重を問われるのだが、経営はわかってないだろうな。わかっていたら今になってこんな話が出るものか。さすがにここまでくると乾いた笑いしか出てこない。もっとも笑いすら出てこないともっとやばい。まあそういう経験を積み過ぎた自分も因果な人生。
(補注)
やっぱりこんなことが指摘されていた。

目的意識を持たずに「流行っている」「何となく効果がありそう」で見える化を行っても、現場に負担を強いてリソースを消費するだけで、成果が上がらないことが多い。目的を持ち、そのためにどの作業工程の何を見える化し、その結果からどのような対策を打つか、までを考えてから行うことが望ましい。