メモを取ることの重要性。

自分の場合、故笠原和夫氏ではないが、「メモ魔」として知られている。それは特に趣味の世界においてだが、仕事の世界においてもそれは十分に発揮されている。元々は、趣味の世界で「編成表」の作成上必要となったことを、仕事に応用したものである。
まず、どんなにつまらない内容でも、裏紙などに書き出す。翌日になったら、たいがいのことは忘れているのだから、まずは何でも書いておく。次に、その日あるいは次の日に内容を要約し、必要な内容のみをメモ帳に記載し、その他の内容は、どうしても必要なもののみ残し、後はばっさり捨ててしまう。
これで頭の中をだいぶ整理できるが、それでも遺漏はある。
先週、業務上の議事録を作る必要が出てきたとき、メモを取れる環境下になかった上に、まさか自分がと思っていたので、急いでメモを起こしたが、週明けになってまとめてみたものの、肝心な点を二箇所落としていたことを指摘されて気付いた。
メモを取れない環境下とは、要は来客があった上に、その後突発案件の対応で、メモどころではなかったというのが実情なのだが、そういう環境下でも、何を聞かれても構わないように、書付だけは事後に作っておくべきだったと反省している。