パワハラ懲罰委員会。

今だから書けるのだが、1995〜1997年の2年超にわたり、上司のパワハラに苦しんだ。当時の上司というのが、阿呆の割にはプライドが大きく、さらに性質の悪いことに、野郎には厳しく、女性には甘いというタイプの人間だった。*1両方とも独身、同じ寮住まい。最悪ですな。
何しろ、会社では彼奴の机の脇に立たされて、30分以上も怒鳴られるわけで、怒られる内容といえば他部署へ流すカバーレターとか、業務日誌とか、何しろ気分次第。こんな状態で仕事をするのは非常にきつく、1996年後半は日曜日になった時点で*2憂鬱になるほどだった。これがもう一歩進めば、確実に壊れていたはずだが、生憎そうはならなかった。
ある日、業務日誌の内容をグチグチと詰られたのに頭にきて「仕事の組立を自分でできりゃ、業務日誌なんか書く必要もない、やめる」と宣言した。何しろ、その時は責任を部下に転嫁して恥じぬと抜かして憚らなかったので、逆切れしたのだが。
さらに、仕事以外の面では、こんな幼稚なところも多々あった。
ある日「こんなもの作ってみた」とグラビアアイドルの画像を取り込んだ絵葉書を作って自分に見せてくるではないか。これにはかなり引いた。「まさか女性社員に見せてはいないですよね?」と念を押したら「うん見せた」とほざいたのには閉口した。
結局、彼奴とは1997年8月に上下関係は切れたわけだが(自分が本社に転勤になった)、その後もいい評判は全く聞かず、同世代の中では真っ先に国内子会社に出向になり、未だに独身だとかそうでないとか。
結論。「因果応報」。

*1:当然ながら、自身にはもっと甘いのだが

*2:月曜日に会社に行くのが厭で