しかし今更ながら考えてみると

東京というのは、地下鉄が網の目のように路線を張り巡らせているから、山手線内部のバス路線事情というのはお寒い限りで「水59一ツ橋〜巣鴨駅」なんて1時間に1本の運転間隔で近年までよく残っていた *1ばかりか、1時間に1〜2本というのもザラというのだから始末に悪い。「宿74新宿駅西口〜東京女子医大」は例外だが、これは通院者に12号線の長い階段の上り下りをさせないために政策的に残した数少ない例で、山手線内のバス空白地域は意外なところにある。というのも、6月の一時帰国(御披露目帰国)時に赤坂、六本木、御殿山間の移動に難儀し、出租を使わざるを得なかったためなのだが。

*1:諸般の事情+圧力により廃止が遅延した例。都02の一ツ橋発着が朝2本残っているために停留所は今なお残る