今頃になって釈明か。

時事通信社は24日、サッカーの第18回ワールドカップ(W杯)ドイツ大会に関連して配信した記事の一部に地元紙からの盗用があったとして、執筆したベルリン特派員(35)を出勤停止、谷定文編集局長ら3人を減俸などとする懲戒処分を発表した。編集担当の泉宏取締役は報酬の一部を返上する。また、ベルリン特派員を交代させる。盗用があったのは6月30日夕に配信した「旧東独の国旗に賛否両論」の記事。W杯でドイツ代表が勝ち進む中、街頭にドイツ国旗に交じって旧東独国旗が掲げられていることを取り上げた。インターネット上の記事を見たドイツ在住の読者が7月1日、「地元紙の記事をそっくりそのまま部分訳している」と指摘。社内調査の結果、記事に登場する3人の年齢、コメントなどがベルリンの地元紙「BZ」6月22日付記事から出典の明示がないまま、引用されていることが分かった。時事通信社はBZ紙に対し盗用の事実を認めて謝罪する書簡を送り、了解を得た。
栢森哲也社長室長の話 盗用は記者として基本を逸脱した行為であり、関係者に深くおわびします。二度とこうしたことがないよう再発防止に取り組みます。懲戒処分の内容は次の通り。「ベルリン特派員=出勤停止14日」「谷定文編集局長=減俸」「岡林秀男運動部長=譴責」「明石和康編集局総務兼外信部長=戒告」

いかにこの会社がええかげんな取材活動しかしてないかという証拠だな。海外特派員=記事の和訳程度だったら、もっと面白い記事を翻訳して送れや。ちなみにこの問題もかなり事実関係が怪しいという指摘があって浮かび上がってきたものなので、こんな話は山のように出てくるんだろう。