奈良の親殺し=尊属殺人罪は刑法にまだあったか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060702-00000010-mai-soci
これも遅まきながら、久々に日本国内の時事にツッコミを入れてみようかと。結局、親が子供(の心)を殺したという感じか。まあ勉強部屋を「ICU」と呼ぶセンスの親じゃぁな。どこかおかしいと思う。「何故父親を殺さなかったんだろうか」と最初思ったが、自分より愛されている(と感じた)母親・弟妹を殺せば、父親の心にダメージを与えられると考えたからだろうか。それこそが彼にとっての復讐だとすれば、やりきれない話だ。
この親というのは、学歴万能主義なのかねぇ。「家族ゲーム」に代表される受験戦争に晒された世代なのかも。もっとも、社会に出れば「学歴(学校歴)」は大した意味を持たないことに気づいているはずなのだが、「勝ち組」だからそういうことに気付きさえもしなかったのか?だとすれば別の意味で怖い。自分の子供を医学部に遣った場合、数千万円単位で金がかかるはずなのに、それを捻出できる自信でもおありなのだろうか。自分の変な見栄のために、息子を無理やりに医者にして、楽しいのですかね。