犯人の親も「禁治産者」扱いはいかが。

月次業務が切羽詰ってきたので、久々に国内の時事に嘴を挟むことにした。というわけで遅まきながら雑感を書いていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060621-00000000-maip-soci
今回は、何しろ弁護側が「ためにする」戦術に拘泥しすぎたのが最大の敗因と言ってよい。もっともまずかったのは「弁護側無断欠席」。こりゃ誰だって弁護側に不利な裁定を下しますがな。差し戻しなので暗に「死刑にしろ」ということだから、馬鹿が社会に出るコストを削減することができるのでいい傾向なのだが。ただしこの事件、犯人を死刑にして済むという問題ではないではないことだけは念押ししておく。
根本的な問題として、この馬鹿を育てた父親が、まったく反省の念の見られないことだ。「馬鹿が馬鹿を生む」という事例でいえば、詫間某の父親もそうであったが「当人のやったことだから知らん」という責任放棄の態度。アンタがフィリピン女を後妻にして住まわせて家庭崩壊させたのが遠因だろうよ。おまけに犯罪者の親権者なんだから、拒絶されても被害者宅へ土下座するのが人の道だろうが、それもしてなかったというのだから笑わせる。この親爺、勤務先退職に追い込まれてから生活保護で食えるのかどうかは知らんが、どういう神経してるんだかね。