「中国を代表する大河、長江をまたぐ巨大な橋は経済発展の邪魔。いっそ爆破してしまえ」専門家のこのような大胆な提言が波紋を呼んでいる。４日付の中国各紙が報じた。地域間の利害対立も絡み、論議が広がりそうだ。爆破が提言されたのは江蘇省南京市の南京長江大橋。1968年に完成した新中国国家建設のシンボルで、道路と鉄道が通る長大な橋としてギネスブックにも掲載された。しかし、橋の高さが水面から２４メートルしかなく、数万トンクラスの大型船の航行を妨げるため、上流地域からは撤去や改修を求める声が出ていた。今回の提言は、長江は欧州のライン川に匹敵する「黄金水道」なのに、航行に支障があるため輸送量は６分の１にとどまると指摘。「橋を数十億元投じて改築するより、爆破すれば、10年もしないうちに1000億元を超す収益をもたらす」と指摘した。重慶市など上流の内陸地域は、長江の水運を全面的に利用して経済発展を加速し、江蘇省など沿海地域との格差を縮小することを望んでいる。一方、南京市側は橋の撤去には否定的。大型船の積み荷を中継することで得られる利益を手放したくないとの思惑があるという。(5/10時事)
つーか爆破したらその残骸で長江を船が航行することができないということは思い及ばないんでつか？さすが後先考えない発言、さすが華畜。
