GWといえども実質的には休暇はない


いくら休みといえども実質的には休暇明けの仕事の準備とか、それすらも実は間合いで毎日子供の相手をしなければならない段階でもはや詰んでいるという罠。暫停状態になっていたのも休み前からそんな作業が延々と繰り返されており、結局休みの2/3も無為に過ぎていくありさま。

西武化学前で解体される165系の写真


『鉄道ファン』1982/6 (254) p.120 太田正行氏投稿記事より。このあたりはかつて名取紀之氏が書いていたが、当時は解体場にカメラを向けることを禁じられていたとの由。まさかこういう形で写真が出てくるとは思わなかったのだが、色々差し障りがあったんでしょうな (上武鉄道の本業を考えるとその意味は深いのだが)

本業「流通業」の歴史は意外と浅い (遠州鉄道)


遠州鉄道40年史』(1983) p.312 より。同社の「本業」となった「流通業」の歴史は意外に浅く、1970年代から本格的な展開を開始しているが、大店法の影響があり1980年代まではあまり大規模には展開できていなかった。むしろ転機となったのは浜松駅乗入・高架化に伴う駅前再開発の結果開店した「遠鉄百貨店」であり、その好立地もあってか、地元老舗の百貨店(松菱)をも蹴散らしている。その結果、同社の収益を支えるのは流通業であり、業態転換にうまく成功できた事例である。同社20年史に流通小売業なんて影も形もなかったが、今や営業C/Fの過半を稼ぎ出しているのはこちら (百貨店よりも遠鉄ストアのほうが主力ではあるが)

小湊鉄道の駅舎類が指定文化財に (官報公告)


『官報』2017.05.02号外第95号 p.2より。答申はすでに昨年11月になされており、これで完全に指定文化財確定。まさか公告当日に掘るとは思わなかったが、これでうかつに解体改築できないはず。ただし小湊鉄道の駅舎類が指定文化財に指定された件は解釈の仕方次第ではちがう意味を孕んでくる。
同社の財務諸表を見ると長短借入金の割合が大きい、また総資産に占める土地の割合が大きいことなどを考え合わせると、いくら営業C/Fが黒字であってもというところなのだが、ある意味これ自体が「牽制球」なのかと思わないでもない。ちなみに同社は有報提出会社だが、2016年3月期以後の有報が未提出のままになっていることはたぶん誰も指摘していない...