酒量限界低下(マティーニ2杯は無理)。

久々に飲んできた。眠気がひどいのか目を開けているだけでもつらかったのだが、動悸が早まってきたので早々に切り上げ、硬座で帰投したら見事に寝過ごした。車輌解結のために停車していなかったらもっと先に逝っていたところだ。
帰宅したら最後の資料を査収。内容以上に金額が...。

複写査収案件(最終)

川重兵庫工場90年史。ここに出ていると見越して大量に請求したのは正解であった。納入年度、両数ばかりか写真まで出ているとは思わなかった。久々の大当たり。でも最終的には郵送請求だけで3,198円になってしまった。
とりあえず資料請求はこれにて終了。

相変わらず鋭い視点だ(小田嶋隆氏)

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100922/216342/

自転車で都内を走っていると、町の底流に苛立ちが蓄積している感じを、ひしひしと感じる。若い連中は、チマチマさせられ、脱構築し、草食化し、サラダ化させられ、萎び菜っ葉化し、その実、とても苛立っている。当然だ。だって、彼らは前の世代の身勝手な若者たちに、よってたかってコケにされているわけだから。
不良少年というのは、そもそも社会や家族や自分自身や、いずれにしても自分にかかわりのある何かに不満をいだいているからこそ非行化の道を選んだ子供たちで、その意味では苛立っていて当然の存在ではある。事実、ジェームス・ディーンの時代から、不良は必ず時に思いつめた表情を浮かべていたものだった。若干の自己演出を含んだ態度であったとはいえ。

下放完了後、東京に戻ってきた時の空気の悪さを言い当てている。今はもっと悪くなっているわけで、それにどう言及すればいいのか自分もよくわからない。

格差を容認する思想の背景には、職を失うことへの恐怖心こそが勤労意欲の源なのだということを信じる勝ち組経済人の鉄血式経営哲学がある。叩き上げの勝利者や、成り上がりの成功者は、往々にして、生まれつきのお坊ちゃまよりも残酷になる。というのも、彼を上昇せしめたのは、自らのスパルタンな精神性と努力であって、決して運やめぐりあわせではないと、少なくとも本人はそう信じ込んでいるからだ。とすれば、彼の目から見て、他人の貧困はモロな自己責任であり、他社の不運や不幸は努力不足以外のナニモノでもないということになる。 彼らの主張は、煎じ詰めれば「オレを見習え」ということに尽きている。実際、その種の経済人の著書を読むとはじめから最後まで、「オレを見ろ」という以外のことは何も書かれていない。

餃子の王将はともかく、Nidecの創業者*1が持て囃される事自体が間違っている。京セラの創業者が社長*2だった頃は、佐高信が「従業員の墓がある会社なんておかしい、あれは『狂セラ』だ」と会社名を出して非難していたが、今やそういう言葉は2chの「ブラック企業偏差値総覧」でしか見られない*3という現状をどう考えればいいのか。

*1:=現社長。

*2:=還俗坊主転じて「沈んだ太陽」会長。

*3:つまり、マスコミが報道すらしないということだ。

燃焼案件なので手短に留める。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100924-00000066-jij-soci

(前略)
同地検(那覇地検)の鈴木亨次席検事は記者会見し、釈放理由について「事件に計画性はなく、わが国での前科がないなどの事情も認められる」とした上で、「国民への影響や今後の日中関係も考慮すると、これ以上容疑者の身柄拘束を継続して捜査を続けることは相当ではないと判断した」と述べた。柳田稔法相は釈放について「指揮権行使の事実はない」と述べた。那覇地検福岡高検最高検と協議の上、船長の釈放を決めたとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100924-00000944-yom-pol

沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で逮捕した中国人船長の釈放を那覇地検が決めたことに、野党の多くから批判の声が出た。野党側は9月28日に行われる参院外交防衛委員会の閉会中審査や10月1日からの臨時国会で、政府の判断をただす方針だ。
自民党の谷垣総裁は政府の対応について、小泉政権の時は尖閣に上陸した者を国外退去とした。そういう処理もあり得た」と指摘した。那覇地検が釈放理由として日中関係への配慮などを挙げたことについては、「捜査機関が言うべきことではない」と述べた。

まず最大の失言は
「今後の日中関係も考慮すると」のくだり。
検察が外交に口を出したという意味で、職務権限を犯している。
谷垣総裁の指摘は赤太字で注記。これ以上は言及しない。