「女子大歓迎」(誰がやるねんこんな題材)

もともと「鉄道」の中でも海外ジャンルは恐ろしく間口の狭い分野で、女性の姿をみたためしがない。そういうこともあって、一昨年 C83のときに思い立ってそういう傾向を打破しようと「中国貨車入門」で永月弥生さんに挿絵を描いていただくという発想に至った自分がどれだけ世間からズレまくっているかやっとわかったw

「手に取りやすい表紙を」目指したのだが、なにしろ文章を書くのがわたしなのでどう考えても表紙と内容がミスマッチすぎる代物になってしもたのだが後悔はしていないw 資料性を担保しつつもいかに平明な文章を書くかという訓練にはなりました。でもねえ、たけくませんせが不用意につぶやいて炎上したような発想は持ってなくて、むしろ「鉄道擬人化」*1の市場性を考えたときには、女性の存在は決して無視できないのだと考えておりましてですね、それがまちがいなく十年先を逝きすぎたのだろうとはわかってはいるが、じきに両者が交叉するときはくるのだろうと思います

*1:「鉄娘」系ではなく「青春鉄道」系を指す。