1960年代の鉄鋼業基礎知識。

NDL館内閲覧限定のデジタル化資料といえども、複写請求時には全目録が記載されているのでこれを検索していく手法もあり、今回はそれを基に1960年代の記事19箇所を請求する所業に至る。特に「中国銑について」『鉄鋼界』1965/7 は、中国の製鉄業をわかりやすく解説しており、銑鉄・粗鋼生産高の不均衡を具体的に明らかにしているのが素晴らしい。あとこの記事を読んではじめて知ったのが、紹興漓渚鉄山は元来の供給先が馬鞍山だったこと(今は杭州鋼鉄向)。