草稿完成(第1次)→ 追加調査あり


週末は基本的に「何もしない」一択なのだが、各種複写資料を整理するついでにさて草稿をどうやって仕上げようかと考えてどうにか昨晩目処を付け、今日は朝目覚めた勢いで外に出かけてコピーして出来上がりなどを確認して買い物などして戻る。裏表紙はどうしようか悩んだ結果、この画像に。あえて車輌を全面に打ち出さず「これってどこだろう」というものにする戦略。表紙は相変わらずだが、文字の色だけは変えてある。「I」は黒、「II」は青、「III」は緑。さすがに「赤字」は縁起が悪いのでそれは使わない。内容がガチなので、あまり表紙で受けを取るようなものにする気はなくて、その内容だけで手にとってもらえばいいという姿勢。あとがきは過去にここで書いたことの焼き直しだが、この持論は動かない。
追記
http://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/kashiwabarahyoutarou.php
http://rnavi.ndl.go.jp/kensei/tmp/index_kashiwabarahyoutarou.pdf
Σ(゚д゚lll)ガーン せっかく書いたのに...
まさか「柏原兵太郎」文書目録から「機帆船に依る北海道炭海上輸送に関する件」というものを発見するとは思わなかった(R-70 386〜410、憲政資料室所蔵)。作成者は「桑原利英(鉄道省嘱託)」とあるが、元満鉄社員(日満倉庫常務)と同一人物と判断すべきだろう。問題はその内容である。確かに満鉄末期は水運局に在籍していたとはいえ「機帆船」絡みのレポートというのが奇異に感じている。青函間の輸送を指している可能性が高そうだが。「日塩五十年史」では大戦末期に「戎克(ジャンク)による輸送」を行ったとの記述を目におり、そんな内容を推奨したのかどうか疑義を覚えているのだが、複写請求ができないのでどういう内容なのかは見てみないとわからない。ちなみに内閣印刷局発行職員録(1943/07)は高等官以上の記載が原則となっており、当たり前だが嘱託の部は存在しない。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~zensenk/kaiho/100kaiho/kihansen/kihansen.html
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/hensan/hakodateshishi/tsuusetsu_03/shishi_05-03/shishi_05-03-02-03-03-01.htm
http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/kaiun/kaiun01.htm
そんなに直しはないはずなのだが、蹴躓いたような感覚