本日の査収案件

歌劇 2010年 04月号 [雑誌]

歌劇 2010年 04月号 [雑誌]

なんで今頃4月号を購入したかというと「えと文」の査収が目的だったのだが、実は「スカピン」座談会も掲載されていて、その中の小池修一郎氏の言葉が深い。以下引用する(P72)。

小池 それは一般のパリ市民も思ってた事なんじゃないかな?ロベスピエール達のやっている革命は行き過ぎてるって。貴族を倒して新しい自分たちの国を作るんだって始めたら、こんなガチャガチャになっちゃって。

公演そのものは宝塚大劇場で4〜5月、東京宝塚劇場で6〜7月だったのだが、何か今の政治的な混迷を表彰しているのを預言しているようで(いや当時でさえ普天間でガチャガチャになっていたわけだが)、深層的な影響というのは大きいのだな。世相が明るくないときには、明るい劇が流行るということもあるのだけれど。