所詮、強者は弱者が理解出来ない。

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20100926/

(前略)「フェミニスト」なのだが、マイミク時代から時おり違和感は感じていたものの、出産したり夫が就職したりして、どんどん変な人になっている。というのは、夫婦で仕事を持って子育ても分担、ということを言う、つまり「男女共同参画」なのだが、どう見ても、一流大学卒同士で体力のあるカップルの話でしかないのである。著書も、はっきりと、そういう高学歴の米国人男女を取材した、と書いてある。日本でいえば、もうMARCH以下なんて眼中になく、結婚できない男女のことも頭にない感じである。ブログを見てもツイッターを見てもそうで、夫と自分の自慢にしか見えないのである。それが反感をかうことだけは分からないらしい。(中略)
治部さんの文章を見ていると、男女共同参画というのは、そういう類まれに恵まれた男女のおもちゃなのか、と思い、大変暗い気分になった。

小谷野敦氏が『「男女共同参画」というのは、そういう類まれに恵まれた男女のおもちゃなのか』とかなりキツイ指摘をしているが、そう言われても仕方がないと思う。MARCH以下が眼中になかったら、それ以下はどうなるのという話で、ましてやこの不況下そんなことを言う余裕はないというのに(だからこそ事実上「共同参画」しなければ飯も食えない)。実例を一人知っているが、書くに値しないのでやめておく。いえ、元の職務が何だと書いたら特定しうる内部情報になってしまうからなのだが。