絶望的な「MBAごっこ」。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20100414/213977/
こちらのコメントを参照のこと。
結局、経営者あるいは部門長が「色々な切り口のデータを見て」「経営をしている気分になっている」ことが問題。
データはあくまでも過去の実績であって、それをどのような方向に持っていくかを考え、指し示すという作業ができない人間が多いことが根本的なところ。データを出しても最後は「精神論」に持っていかれたのでは、何の意味があることやら。
ちなみに、同じデータであっても、その意味するところが全く異なるのは周知の事実。それをどこまで割り切るか、またどの程度手を加えて、信憑性のあるものにするか(単月のみで突出した数値をそのまま使うのか、加重平均で慣らすのか)、そのあたりの判断は、実務担当者が考えていくしかない。経営者あるいは部門長がそこまで考えるべきではない。まあ、エクセルファイルで20MB近くのダウンロードデータをぶん回して数値検証している人間なんぞそうそういるはずがないw