上海市閘北区の公安分局に１日、男が押し入り、警官ら１０人を刃物で殺傷した事件は２日午前までに新たに警官１人が死亡。死者は６人になった。一方、押し入った男はビール瓶にガソリンを詰めた自作の火炎瓶を使用するなど、周到な準備の上で襲撃を決行していたことが明らかになった。２日付の江蘇省紙・揚子晩報（Ａ５面）によると、男は北京出身の無職、楊佳容疑者（２８）。楊容疑者は１日午前９時４０分ごろ、公安分局の通用門で火炎瓶３本を投げつけ放火、駆け付けた警備員をまず包丁で刺した。建物内に侵入後、１階の事務所にいた警官４人を襲い、エレベーターや階段で１０階、１１階、２１階と逃げながら、さらに５人を刺した。２１階では火炎瓶２本を投げて抵抗した末、取り押さえられた。ただ、今回の被害者は全て男性。建物内で遭遇した女性警官には全く危害を加えなかったという。一方、動機について、市公安局は当初、容疑者の供述を基に「昨年１０月、分局で受けた自転車窃盗容疑の取り調べに対する報復」との見解を発表した。しかし、同報によると、１日午後７時すぎ、公安局の公式サイトからこの記述が消えた。２日付の上海各紙も動機について一切触れておらず、真相は不明のままだ。（7/3上海時事）
「アキバ」に触発されたかと思ったが、実は
「ぽちに*1」の「さんへにん*2」に対するテロ決行（市内は五輪ムードどころか上海万博のマスコット「海宝」ばかり並んでいるから）というオチに、5元。
