世に「脱税」の種は尽きまじ。

上海市公安局はこのほど、領収書を偽造し流通させたとして、上海市浙江省安徽省で偽造グループの構成員合わせて50 人を逮捕したと発表した。偽造された領収書は260 万枚で、額面価格は500 億元(約7,800 億円)に相当。国内でも最大規模の領収書偽造事件となった。上海紙文匯報が伝えた。偽造グループは上海市内のほか浙江省安徽省に印刷設備を設置し、領収書を偽造していた。脱税などによる国の損失は70 億元近くに上るとみられる。中国語で「発票」とされる領収書は、本来は税務局が発行し、番号が付けられているものしか税務処理できない。ただ偽造領収書が旅費の水増しによる脱税や、個人経費のつけ回しをする行為などに利用されることも多く、偽造領収書の流通は大きな問題となっている。(7/8NNA)

よくあるのが、統一発票で一枚ごとに会社の名義が異なるケース。
個人が旅行、飲食などした際に貰う統一発票を買い取る闇市場があるので、偽領収書の印刷工場があったところで驚きはしない。