海の向こうで嫌がらせ。

【ワシントン17日時事】米議会は17日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に対し、民主主義・人権問題で功績のあった市民を対象とする最高勲章「ゴールド・メダル」を授与した。授与式には、中国政府の反発を押してブッシュ大統領が出席し、ダライ・ラマに勲章を手渡した。ペロシ下院議長ら野党・民主党幹部や共和党有力議員も詰め掛け、米超党派によるダライ・ラマ支援を印象付けた。ダライ・ラマと一緒に公の場に姿を見せ、公式行事を執り行った米大統領はブッシュ氏が初めて。この授与式で、ダライ・ラマの求めるチベット自治樹立を中国が認めるよう米国が圧力を強めた形になった。授与式で演説したブッシュ大統領は「平和と寛容の普遍的象徴」とダライ・ラマを称賛。「米国は宗教的に抑圧された人々の苦境を傍観しない」と宣言し、「ダライ・ラマを受け入れるよう中国指導者に訴え続ける」とチベット支援の決意を明確にした。勲章を受けたダライ・ラマは「中国はわたしを米欧の手先と見ているが、それは違う」と述べ、中国の主権の下でチベット自治を求める立場に変わりはないと訴えた。議会人権派のラントス下院外交委員長(民主)は、「北京五輪開催に向けた良好な雰囲気づくりのためにも、中国はダライ・ラマを北京に招待すべきだ」と力説した。

さすが米国、嫌がらせも気合が入っている。中国も受け入れられるはずがない「信教の自由」に踏み込むとは。そこのあたりの筋が一本入ってないから、日本は弱いんだよねw