【パリ２０日ＡＦＰ＝時事】マネーロンダリング（資金洗浄）やテロ資金を監視する国際組織「金融活動作業部会」（ＦＡＴＦ）は２０日付の報告書で、中国のマネーロンダリング対策について、一定の進展があったものの、依然として課題が多いと結論付けた。報告書は「中国はマネーロンダリング対策の実施で大きく前進した。同時に、依然として重大な欠陥があり、マネーロンダリングに対する有罪判決はほとんどない」と指摘した。報告書は中国側の課題として、宝石や不動産のディーラーや法律関係者らが反マネロン法の対象となっていないこと、反マネロンの基準を持たない国との取引を防止するメカニズムがないことを挙げた。
「有罪判決」が出ないのは、被告が中共幹部ｗ
