修羅場での対処法。

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2007/07/post_d976.html
このエントリーが非常に参考になりそうなので、言及する。

  • 問題が起きるだろうことをあらかじめ予測しておく。天変地異を除いて、起きる問題の内容、問題を起こす人間はたいてい決まっていて予測可能なことが多い。
  • 「何もしない」が最良の解決策であろうものと、少なくとも「何かをする」ことが「何もしない」よりも改善されるであろうものを分ける。
  • 最適でなくても、問題に強い人格を備えた人間を対処に充てる。スキルや専門知識があっても問題処理に向いていない人間は(不満があっても)外す。
  • 状況に流されず、優先順位を合理的につけて淡々とこなす。優先順位は時々によって違うが、予防線や退避口は何があっても温存しておく。


まず、問題を起こす組織、部署はだいたい決まっている。でもって、そういう組織に限って、問題処理能力を有する人間が極度に枯渇している。その結果「何かをした」つもりになって、結果も出ずに疲労困憊して、益々泥沼にはまる、というケースが往々にして存在する。
そういう環境下においては、問題処理能力のある人間が修羅場に投入されるわけだが、その際は「官僚的」に「淡々」と、優先順位をつけて仕事をこなすことが先決である。予防線や退避口を温存するためには、常に関連部署と密に情報のやり取りを行うことが肝要で、悪い情報は常に共有化しておかないと、下手に自分が抱え込んだ場合、自分が詰腹を切らされるリスクが生じるので注意しなければならない。
見事なまでにオチがない…。