「スポーツマン」になりきれない、屈折。

それでも、兄弟共に、「運動神経が鈍い」というのは、どっかしろ引け目を感じていたのか、大学では一応「準体育会系」部活に所属していたわけだが、「体育会」でもなく、「サークル」でもないところが非常に微妙なわけである。でもって、そういう部活というのは、やっぱり妙な屈折を持った人間が群れる場所だったがゆえに、まあ微妙な人間関係に苦しむわけだ。
人生をやり直そうという気は端からないが、やっぱり人間形成の面では、やっぱりこの選択は「微妙」だったな、とも思うのだが、実はそういう人間は自分だけではない、というのも一つの真理ではあるわけだが。