若者は2割、吉林省の実質失業率

吉林省都市部の失業率が、25歳未満の若者では約2割に上っていることが、国家統計局が2005 年に全国規模で行った人口調査の結果で明らかになった。調査によると、同省の都市部失業者は約50万人、失業率は7.97%。これに対し登録失業者は27 万6,400人、同失業率は4.2%にとどまっており、未登録の失業者の深刻な実態が浮き彫りになったといえそうだ。特に16〜19歳の年齢層では失業率が21.74%、20〜24歳では18.85%に上っている。また、男性の失業率が6.59%だったのに対し、女性は10.15%と2けたに達している。都市別では最高が遼源市の10.24%、最低が白城市の5.26%で、長春市は省内で3番目に高い9.07%だった。(10/11NNA)

しかし白城なぜそんなに失業率が低いのか。元々人口が少ないのかそれとも農業(牧畜)従事者の口には困らないとか。新京がそこまで高いとは思わなかったが、産業構造が満州時代から基本的に変わっていないせいだろうな。(さらに言えば、中国が戦後満州から接収したインフラを元に産業を構築してきたせいもあり、今更変えようもないのだが)