査収物件ではございませんが。

往復の機中で見た映画など。いえ全日空機だったもので、そういうことになったのですよ。さすがに美国西北航空でこんなサービスなぞ望むべくもない。

カーズ
「カーズ」
と聞いて「こうじ」「きぬかさ」を連想したのは初代ファミスタファン。ディズニーアニメといえばなぜかアンチディズニーのカッツェンバーグが作った「シュレック」を連想してしまう自分っていったい。
無駄話はさておき、この映画って「車ヲタ」の父親が子供を隠れ蓑にして見に行く映画ですよね?と邪推したくなるようなすばらしい出来上がり。クライマックスについても、日本映画でここまでの脚本はできないよなぁと思いたくなる、ある意味王道というべき締め方をしているし、そもそもアニメ映画といってもまったく子供に媚びていないのがいい。
「ナチョ・リブレ」
ジャックブラック主演という時点で「ダメ人間」が主人公ということがまるわかり、当然その読みは大正解。特に前作「スクールオブロック」との違いは、主人公が自らの出っ張った中年太りの腹まで晒す点。よく体動いたね。しかし、よくわからなかったのが、最後の決戦の前の出場者決定バトルロワイヤルって、確か主人公負けたよな?微妙にご都合主義かなという印象。