迫真かつ気合の入った「コスプレ」。

西安市郊外の秦俑博物館で16 日、世界的に有名な「兵馬俑」館で、開館以来26年間で初の珍事件が起きた。土曜日とあり、観光客でごった返す展示ホール。1号坑の柵を突然、土気色の物体が飛び越えた。「な、なんだアレは!?」――警備員が駆けつけると、なんとなく兵馬俑のよう。でも、なんだか変。よく見ると、兵馬俑の格好をした西洋人男性だった。警備員の詰め所に連行されたこの男性は、杭州でアートを学ぶドイツ人留学生。兵馬俑にあこがれ、わざわざ衣装を手作りして西安に乗り込んだ。「最初はただ、柵の外で兵馬俑をバックに記念写真が撮れればそれでよかったんだ。でも、実物を目の当たりにすると、頭が真っ白になって……」と、衝動的な行動に出た経緯を説明する。同博物館は処罰について、柵を乗り越えられた前例はなかったが、展示物に与えた損傷の具合で罰金などを決めると判断。今回は兵馬俑自体に一切危害は加えられなかったため、このドイツ人男性はおとがめなしで同日杭州に帰って行った。【9/22北京発NNA】

画像も出てますな。
http://www.people.ne.jp/2006/09/18/jp20060918_63156.html
ここまで気合の入った衣装をどうやって持ち込んだかが謎だ。