莫高窟や鳴沙山などの観光名所で知られる甘粛省敦煌市でこのほど、鉄道が全線開通した。既存の蘭新鉄路*1柳溝駅を始点とする延長169 kmの鉄道で、敦煌を含む4つの駅を通過する。蘭州〜敦煌を結ぶ1,150kmの路線の一部として、来年から正式に営業運転を開始する見通し。蘭州からの所要時間は12時間。年間旅客輸送人数は述べ130 万人を見込んでいる。敦煌への鉄道最寄り駅はこれまで、120km離れた柳園駅*2で、陸路ではそこから長時間のバス移動を余儀なくされた。また、空港が2002 年にオープンしているが、高い運賃が懸念材料となっていた。敦煌鉄路は04年に着工。投資総額は6億4,000 万元となっている。(3/6NNA)
でも1日1往復だったらバスで移動するのもあまり変わらん気もするのだが。夜行列車が出るのなら分かるが、8000番台の慢車それも座席のみで運行されたら観光客なんか乗らんがな。
