【北京28日時事】中国中央テレビによると、同国訪問中のモンゴルのエンフバヤル大統領は28日、北京の人民大会堂で胡錦濤国家主席、温家宝首相と会談した。胡主席はモンゴルの対中重視外交を評価し、双方は善隣友好協力強化に向け、政治対話のほか、資源開発やインフラ建設など経済・貿易関係の拡大などで合意した。ブッシュ米大統領が先にモンゴルを訪問し、エンフバヤル大統領と会談。中ロ両国に挟まれた戦略的要衝のモンゴルに対し、米中など大国が接近を強めている。胡主席は、中ロと中央アジア諸国で構成する上海協力機構へのモンゴルのオブザーバー参加のほか、同国がアジア地域の協力プロセスに積極的に関与することに支持を表明。「モンゴルの主権と、モンゴル国民が自主的に選択する発展を尊重する」と述べ、中国はモンゴルにとって脅威にならないことを示唆した。同大統領は「モンゴルの資源開発や、交通運輸などのインフラ建設で中国の積極的な関与を歓迎する」と語った。
【北京28日時事】28日の新華社電によると、モンゴルの首都ウランバートル中心部で26日夜から27日未明にかけ、中国人所有のホテルやスーパーマーケット、レストランが相次いで襲撃され、ホテルの宿泊客の男1人が負傷、スーパーのドアや窓も壊された。モンゴルの中国大使館は、在留中国人の保護対策を強化した。中国人ビジネスマンのモンゴル進出が相次
いでおり、襲撃の背景には反中感情の高まりがあるとの見方も出ている。モンゴルのエンフバヤル大統領は27日から中国を公式訪問中で、胡錦濤国家主席らとの会談が予定されている。
やっぱ蒙古族は漢族が嫌いなんだと。まあ分かるような気がする。
