女性子供の人身売買なお多発。暗黒大陸、中国。

【北京17日時事】新華社電によると、中国の公安当局は2001〜2004年までの4年間に、女性や子供を誘拐し、売り飛ばす人身売買事件24,809件を摘発し、女性と子供51,164人を救出した。北京で開かれた女性、子供の保護に関する全国会議で公表された。事件の大規模、悪質化が進んでおり、国境を越えるケースも現れている。大半の事件は農村が舞台で、人手や花嫁不足などを背景に、誘拐された女性や子供が売買される。売買された女性が、売春などに従事させられる傾向も目立っているという。昨年摘発された乳児118人を売買した事件で、医師まで巻き込んだ広域的なネットワークが形成され、千数百km離れた地域に売り渡されたケースもあった。公安当局は人身売買防止に向けた国際協力も強化しており、隣国ベトナムの警察当局との連絡機関を設置、双方の協力で人身売買摘発が進められているという。

それでも警察当局が袖の下を貰っているケースも考えられるから、何処まで実効性があるかは疑問なのだが。