そしてどいつもこいつも暗黒大陸を目指す。

【紐育11日ロイターES=時事】米証券大手ベア・スターンズのアナリスト、ジャスティン・ホット氏は11日、顧客向けリポートの中で、米化粧品大手エイボン・プロダクツがリストラを検討している可能性があるとの見方を示した。少なくとも第3四半期、さらに中国市場で伸び悩み、米国市場も引き続き弱いといった目先の株価を押し下げうるあらゆる要因を見越したことによるもの。ホット氏は「ネガティブなニュースは終わらないかもしれない」と指摘。同社株のレーティングを「中立」とした。エイボンは7月、2005年業績見通しを下方修正。中国や欧州の一部で予想を下回る四半期売り上げを計上した。これを受け、同社株主は海外事業の問題を公表しなかったと主張、同社を提訴した。ホット氏は別のリポートで、ブルームバーグなど一部通信社が、中国政府が来月、直販の再開を認可すると報じたと指摘した。この報道を受け、エイボン株は上伸した。中国は1998年、主に国内でのピラミッド型販売体制構築を禁止する目的で、直販に対し門戸を閉ざしている。

安利(アムウェイ)、ニュースキンをはじめとするいわゆる「マルチまがい」が大挙して目指しているのが中国というのは周知の事実。中国が直販に門戸を閉ざしているのは、職場ぐるみで自分の地位を利用し老板*1が自分の部下に鍋やら石鹸やらを売りまくるということが過去にあったからだろうな。

*1:中国語で「上司」の意味。