鉄道の外資開放、買い手現れず

【北京21日時事】中国紙・経済観察報最新号によると、中国山東省の資産監督管理委員会がこのほど同省の鉄道建設プロジェクト6件を対象に外資への開放を発表したが、外資との交渉は行われているが、現在までに一件も契約に達していないことが分かった。地方の鉄道プロジェクトは全国の鉄道システムに組み込まれており、外資の参入を阻んでいるという。

結局のところ、態々外資が食指を伸ばすほどの案件ではなかったということ。車両納入ならともかく、路線建設まで深入りする必要はないし、そもそもいつの段階で黒字化するか、非常にあやしいと思うのだが。