眼鏡を作り直し予備品を取りに往復

安い眼鏡はあるのだがさすがにそれは予備品で十分なので、何の予告もなしに勤務先に出向くとか、開けてもらえなかったら無駄足になりかねんのに、斜め上な行動力だけはありすぎて困る。結果論から言えば無事予備品は持って帰れたのだが、この代物を使い潰してから予備品をもう一個買ったほうがええのかも知れん (従来のものは臨時用に回して長持ちさせる)

「家なき少女」の高畠華宵挿絵


(「特別読物 家なき少女」佐藤真紗雄訳/高畠華宵『少女画報』1928/7 p221)
「家なき少女」というよりは「ペリーヌ物語」というほうが通りが良いと思う。(「家なき子」ではないので注意。もちろん安達祐実主演のテレビドラマなんか論外w) どういう作品だろうと思って雑誌掲載なのをいいことに複写してみたが、案外頁数が多くて複写代が嵩む。大阪国際児童文学館所蔵誌はほぼ全部目次がわかるのでそれからピンポイントで抜き打ち請求をかけるわけだが、またも歴史の谷間に埋もれてしまった佐藤真紗雄版というのもどうぞ。

「少女幻想絵巻」より


(高畠華宵「少女幻想絵巻」花びら『少女画報』1929/7 p.41)

(高畠華宵「少女幻想絵巻」キャンプの夕『少女画報』1929/8 p.44)
このあたりの作品は対象読者を少女のみに限定しているとは思えない独特の雰囲気(エロス)がある。美少年ものとなるともっとやばい方向になるわけだが、これだってかなりやばい 「キャンプの夕」という題名ついてればまだしも、あぶない雰囲気しか漂わせてないですよ

大阪国際児童文学館の対応の早さには定評があるが、日曜着の郵送とは思わなかった。挿絵査収は暫停として、NDLに行く機会があればデジタルライブラリから15(3)(4)(5)(8)[1926]、17(4)(5)[1928]などの複写をかけたいものだが、この沼にはまりこんだら更に死ねる