秋の中部・関西進撃作戦。

三連休どのあたりに進撃しようかと考えていたのだが、色々熟慮した結果、未制圧地域の多い中部・関西地域(要は近鉄沿線)への進撃を図ることにした。週末フリーパスがあれば割安に移動できると、神戸〜成田便(SKY810)が殊の外不人気だったことも大きい。土曜日は敢えて新幹線すら使わず在来線経由で抜け、日曜日は今まで空白地帯となっていた路線の制圧に専念する。奈良線すら乗っていなかったほどで、細かい支線まで手を出したら収拾はつかなくなるが、とりあえず生駒・けいはんな線以外は制圧しておきたいところだ。意外にも南大阪線阿倍野橋口が未乗だったりするし(過去の作戦展開時は古市から河内長野方面へ抜けた)関西の民鉄はなかなか足が向きにくくずっと放置が続いていた。

五反田駅の朝グモは「女子中学生」。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121004-00000010-asahi-soci

 4日午前7時25分ごろ、東京都品川区東五反田5丁目のJR五反田駅で、山手線外回り電車に女性がはねられた。この事故の影響で、山手線の内・外回り全線と、埼京線の大崎―大宮、湘南新宿ラインの大崎―大宮の各区間が一時運転を見合わせていたが、いずれも同8時半すぎまでに運転を再開した。女性は死亡した。警視庁大崎署などによると、女性がホームで電車を数本見送ったあと、線路に飛び込む様子が目撃されているという。亡くなったのは豊島区の中学校に通う1年生の女子生徒(13)とみられ、署が身元を確認している。

この時間では早起きしようとも間に合わない。結局0726〜0840まで山手外回りは抑止、湘南新宿は遭難の結果、品川に回送。五反田駅の外回りホームは内側に屈曲しているのだが、単に事故では1時間も抑止しない(「現場検証」の意味を考えること)。ちなみにこの時間の内回りは学生(JC/JK)の姿が目立ち始める頃合い。閑話休題、下記書籍では若い女性の致死率は非常に高いという事実が示されている。

鉄道人身事故データブック2002-2009

鉄道人身事故データブック2002-2009

また1つ歳を取ってしまった。

去年からの一年間でできたことといえば「論叢II」を出して「論叢III」の方向性に目処が立ったくらい。本業では疲弊の度が一層悪化し、書くことはすべて毒吐きにしかならない有様なのでとりあえず自粛はするが、それ以外に何があったのだろうかというとたぶん何もない。時事を論じることすら虚しさを感じているので、今できることといえば、一昨年来集めてきた資料を読み解き、自分の頭で考えることだけ。そしてそれをどう残し、伝えていくかが課題となる。